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昭和フロントが「第53回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表 (昭和フロント)

業界最長の歴史を誇る「ストアフロントコンクール」    
第53回グランプリを「赤坂ストリートビルディング」が受賞

 三和ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区/社長:髙山靖司)の連結子会社である昭和フロント株式会社(本社:東京都千代田区/社長:笹澤英夫)は、「第53回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表しましたのでお知らせ致します。

グランプリ受賞「赤坂ストリートビルディング」

 応募総数は過去最多となる2,236件を数え、グランプリには「赤坂ストリートビルディング」が選ばれました。部門ごとの賞につきましても甲乙つけがたい作品が出そろい、店舗建築部門では銅賞に2作品が選出されるなど、グランプリ・金・銀・銅賞合わせて11作品の受賞が決定致しました。

コンクール総評

審査委員長/八木 幸二氏

 ウィズ・コロナ状態にもかかわらず多くの応募があり、新築とともにリニューアルの分野での活躍もめざましく、スクラップしないでフロントを改装して長期活用するというSDGs仕様になってきていると感じました。DをフロントのFにしてSFGsと言えそうです。
 グランプリ作品は、新築の小さなオフィスビルですが、リニューアルにも活用できるフロント表現です。第1部門の金賞はカーブする屋根に合わせたリブガラス、第2部門の金賞は斜めの直線を組み合わせた立面に対するシンプルな対応、第3部門の金賞は既存の外壁を撤去して二層連続のシンプルなカーテンウォール、いずれも、建築の設計者との複雑なコミュニケーションが生んだシンプルさなのでしょう。

グランプリ受賞「赤坂ストリートビルディング」

(審査委員長コメント)
 不動産情報的に言えば“赤坂駅1分、赤坂通りに面した視認性抜群の貸事務所”となります。この視認性は、特徴的な外観とともに、事務所内から外がよく見えることも含んでいます。前面全幅が窓なのではなく階段室も含めてオーダー形材による縦格子で包み、部分的にカーブさせることによって美しいファサードを創っているのです。また、1階のエントランスでは天井にも同じ形材を使い、ファサードから自然に引き込まれる感じを演出しています。
 形材で縦格子を作ることは多くありますが、カーブと照明を上手く組み合わせて、新しい魅力を作り出していることに加え、リニューアルに対する可能性も含めて、グランプリ賞です。
審査委員長/八木 幸二氏

第1部 店舗建築部門 金賞受賞
「(仮称)埼玉トヨペット株式会社 浦和支店 新築工事」

(審査委員コメント)
 大きく放物曲線を与えられた大屋根が二枚、それぞれ高低差を持ち敷地内部へ誘導する様に静かに庇へと変化する。透明なリブガラスに包まれた内部天井へと繋がり不思議な水平性を持つ躍動感を創り出している。夕刻、円弧の軌道線が間接照明のラインになり、道路側にもう一つのコミュニティ性を感じさせる新しさがいい。
審査委員/往蔵 稲史仁氏

第2部 一般建築部門 金賞受賞
「MINATO SETSUBI KOGYO」

(審査委員コメント)
 ガラスのヌードなカーテンウォールの建築物に、着物を羽織ったようなデザインのコントラストが美しく、魅力的だ。ガラスの本体とバルコニーを兼ねた外側の被覆にスペースもあり外部環境をうちに抱き、中の環境にも広がりが感じられる。外皮の白い部分からカーテンウォールのサッシの光が漏れる夜景もまた美しく周囲の環境にとても良い影響を与えている。
審査委員/池貝 知子氏

第3部 リニューアル部門 金賞受賞
「Volkswagen名古屋・中村 改修工事」

(審査委員長コメント)
 リニューアル前は地上との関係のみを考えていた感じでしたが、リニューアルにあたって2層分をまとめる形にして、目の前を通る高架道路に対しても存在をアピールしています。建物全体を大枠の柱梁とカーテンウォールでシンプルにまとめ、夕方からは大枠の照明と屋上のVWマークがブランドイメージを強調しています。
審査委員長/八木 幸二氏

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