市場の動向

日本

業界特性・市場環境

シャッター業界は当社とほか3社で重量シャッター(ビル用、工場用、倉庫用などの比較的大きなもの)、軽量シャッター(ガレージ用、商店用の比較的小さなもの)ともに約9割のシェアを占める寡占状態にある業界です。重量シャッターは、2008年後半からの世界同時不況により急激に数量が減少しましたが、建設投資の回復や復興需要により増加傾向にあります。軽量シャッターは、個人商店の減少、コンビニの増加も手伝い長期減少傾向が続いていますが、近年は戸建住宅のガレージ用として設置されることも増加しています。

一方、ドア業界はシャッター業界と比較すると小規模な製造業者が多く存在する業界です。当社はほぼ受注生産ですが、規格製品を生産している業者も存在します。市場環境については、世界同時不況により数量の減少に歯止めが掛からない状況が続いていましたが、住宅市場、民間設備投資の緩やかな回復とともにオフィス向けドア、医療・福祉施設向けドアを中心に需要の拡大が続いています。

当社の強みとシェア

当社は重量シャッター、軽量シャッターともトップのシェアを誇ります。

また、当社はシャッター・ドアともに、ほぼ完全な受注生産を行っています。3,000名を超える施工技術者を全国に配置し強固な施工体制ネットワークを築くことで、柔軟かつ専門性の高い対応を実現しています。さらに、若手施工技術者の育成のため施工研修や教育にも積極的に取り組んでいます。

ドア業界においては後発企業として、マンション用の玄関ドアや医療・福祉施設向けのドア、商業施設などの防火扉を中心とした重量ドアでデベロッパーや設計事務所の要望に柔軟に応えることで売上を伸ばしてきました。

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北米

業界特性・市場環境

日本ではシャッターと言えば開口部の上に設置されたケースにシャッターを巻き取って収納するタイプが主流ですが、欧米においては横長のパネルをつなぎ合わせたものをレールに沿って天井に水平に引っ張り上げるタイプのものが主流です。それらの製品は日本でのような受注生産品ではなく規格品が主体となっています。

当社の強みとシェア

当社は1996年に、1921年創業の業界のパイオニアである米国のオーバーヘッドドア社(Overhead Door Corporation)を買収しました。米国では、全国400箇所を超える代理店網を抱えるほか大型ホームセンター、全国展開する大型商業施設、建築会社、直接各家庭に取り付けサービスをする取付業者などをお客様としています。なお、同社は買収以来、ガレージドア・シャッター業界においてトップクラスのシェアを誇っています。

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欧州

業界特性・市場環境

欧州のドア業界、ガレージドア、産業用ドアは米国と同じく規格品主体の市場です。ドイツの大手企業ハーマン社、スウェーデンの大手企業アッサアブロイ社などが主要競合相手となっています。

当社の強みとシェア

当社は2003年10月に欧州ドア・ガレージドア業界2位のノボフェルムを買収しました。欧州での国別売上の約半数をドイツにおける売上が占め、残りはフランス、イタリア、オランダなどとなっています。また、Alpha Deuren International B.V.の買収により、寡占化の進む欧州産業用セクショナルドア市場においてシェア2位となりました。

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